固定翼UAVを活用したインフラ点検・調査技術の紹介動画を発表
パシフィックコンサルタンツ株式会社(住所:東京都千代田区、代表取締役社長:大本修)は、空間情報に係る先端技術を活用し、インフラ管理・防災等の社会課題に対するソリューションを包括的に提供する「空間創造事業」を紹介する動画を、「建設技術展2023関東」にて発表しました。
・ 宇宙・空・陸から得られる空間情報を活用した「空間創造事業」のご紹介
・ 空間創造事業~固定翼UAVを活用した空港施設点検編~(日本語版)
・ 空間創造事業~固定翼UAVを活用した空港施設点検編~(英語版)
当社は、フジ・インバック株式会社(住所:横浜市磯子区、代表取締役社長:田辺誠治)、Ultimatrust株式会社(住所:東京都千代田区、代表取締役社長:小澤巌)と共同し、エンジン式固定翼無人航空機(固定翼UAV)を活用したインフラ点検・調査技術を開発、今年6月に当社が空港コンセッションに参画している高松空港の滑走路(2,500m)において、固定翼UAVを活用した点検技術の実証実験を行いました。
本実証実験では、①安定した自律飛行実績の蓄積、②動画ストリーミング配信、③AI技術を駆使した異常事象の同時検出、④滑走路路面の超解像度撮像に成功。さらには、過去3回の滑走路等を活用した実証実験において浮き彫りになった大小さまざまな課題をクリアするに至りました。これにより、インフラの点検・巡視における固定翼UAV及び各種技術の有効性が立証できたことから、紹介動画を公開しました。
パシフィックコンサルタンツでは、2022年12月の無人航空機のレベル4飛行解禁等を追い風にして、道路・河川等の線状インフラの効率的な調査・点検、および災害時の広域的・迅速な初動対応において固定翼UAVを活用した現場実装を進めてまいります。