令和6年度 中部DX大賞にて敢闘賞を受賞しました
パシフィックコンサルタンツ株式会社(住所:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:大本 修)は国土交通省 中部地方整備局が主催する令和6年度 中部DX大賞にて「水防災業務支援システム」による出水時対応の省力化の取り組みで敢闘賞を受賞しました。
■中部DX大賞とは
中部DX大賞は、インフラ分野のDXにおいて優れた技術や積極的な導入・普及を図る取り組みを奨励することで、中部地域のインフラ分野のDXを普及、加速させることを目的に創設されました。
詳細は公式HPをご覧ください。
https://www.cbr.mlit.go.jp/kikaku/dx/infrastructure_dx.html
■「水防災業務支援システム」による出水時対応の省力化について
水防災業務支援システムは、主に出水時における河川管理者の活用を想定した、出水状況把握機能と意思決定支援機能を有しているシステムです。
出水状況把握機能では、河川水位や河川カメラのデータ、被害想定等、さまざまなデータ・資料として点在している情報を集約し、河川管理者が出水状況を把握しやすい情報へ加工した上で情報を提供しています。
意思決定支援機能では、河川管理者が河川の水位状況に合わせて行う必要のある対応を予定通り行えているか管理でき、対応の進捗や対応忘れ防止等の確認が可能となります。
これらの機能を有している水防災業務支援システムを活用することで、出水時における河川管理者の対応の効率化・省力化に繋がります。
■選考対象
中部DX 大賞選考委員会において、有効性・先進性・波及性の観点から採点・選考を行い、上位10社の取り組みに対して表彰を行う。
■今後の展望
水防災業務支援システムは既に複数の河川事務所等にて、構築・運用させていただいておりますが、今後も効率化・省力化に繋がる提案を行ってまいります。
また、さまざまな利用者に活用いただきやすくするため、これまでの経験から得たノウハウを活かし、特に有用性が高い一部機能については、システムと運用支援をパッケージ化するなど、より安価に構築・運用できるプランの準備を進めてまいります。
左:国土交通省 中部地方整備局長 佐藤 寿延 様
中央:中部支社 中部国土基盤事業部 河川室長 浅見 ユリ子
右:国土交通省 中部地方整備局 技術開発調整官 松居 健 様