交通基盤分野
交通基盤分野とは
道路、鉄道、空港、橋梁、トンネルなどの社会交通インフラ全般に対して、調査、計画、設計、施工管理、合意形成、維持管理を行っています。事業執行のマネジメントを事業者に代わって担当する役割や、第三者の立場で設計審査や施工監理を実施する役割も担っており、活躍の場が広がっています。また、環境保全の観点に立ち、新しいものを「作る」から今あるものを「守る」へ、インフラの長寿命化、点検技術、老朽化対策、維持更新の技術開発にも取り組んでいます。
業務の魅力
唯一無二の大型構造物を設計できる
これは当社が設計した多摩川スカイブリッジの写真です。架橋地は多摩川河口の豊かな自然環境のみられる場所であり、自然環境への影響を最小限に抑えるために工夫した構造となっています。また、水平基調の景観との調和に配慮し、色彩についても現地確認のうえ、周辺環境に馴染む色としてパープルブルー系の色彩を選定しています。このように、土木構造物の設計はその土地に合うように個別生産です。その分、竣工時の感動ややりがいは計り知れません。
最新の技術開発をリードする
2次元から3次元へ、常に技術革新が行われています。当社でもi-constructionモデル事務所である豊岡河川国道事務所管内の事業の設計・施工・維持管理段階におけるBIM/CIMモデルの作成・活用を監理し、事業の品質向上・効率化を図ることを目的とし、幅広な検討により我が国全体の建設プロセスの改善を図りました。また、BIM/CIM技術力向上支援として、地域の建設業関係者を対象とした勉強会も企画・運営するなど業界全体をリードしています。
海外のビッグプロジェクトにも参画できる
フィリピン国初の都市高速鉄道の整備に携わっています。本事業により、現在はバス等で2時間を要している区間が35分で結ばれ、大幅に所要時間が短縮することから、マニラ及びその近郊部の公共交通網の強化と深刻な交通渋滞の緩和が図られると予測されています。また、これらの効果から、本事業はマニラ首都圏の経済圏の拡大や大気汚染の緩和等への寄与が期待されています。日本だけでなく海外のビッグプロジェクトに参画できるのも当社ならではです。
社員インタビュー
専攻タイプ/資格
交通基盤分野で活躍している方々が学ばれてきたことや分野と親和性の高い資格を紹介しています。
専攻タイプ
土木工学/機械工学/電気電子工学/材料工学/プロセス工学/建築学/総合工学/農学/地理学/環境学/応用物理学・工学基礎/ナノ・マイクロ科学/社会・安全システム科学/資源保全学/地域研究/数学/物理学
技術士または関連する資格
技術士:建設部門/機械部門/航空・宇宙部門/電気電子部門/化学部門/金属部門/資源工学部門/農業部門/森林部門/経営工学部門/情報工学部門/応用理学部門