機械・電気分野
機械・電気分野とは
機電分野は、機械・電気電子システムとして社会のあらゆるところで活用されており、土木・都市計画・建築物の公共インフラ全ての領域で実装されています。人間の仕組みに例えると、土木・建築分野が骨格とすれば機電分野は神経・脳・血管に相当する機能を担当しています。道路・鉄道・空港・河川・港湾・電力・エネルギー・上下水等の全ての社会インフラに命を吹き込み、CNやDXの実装により環境と社会と人に貢献しています。
業務の魅力
ワンストップで水害から都市を守る
神田川・環状七号線地下調節池、及び白子川地下調節池は、水害に対する安全度を高める目的で整備されている地下調節池です。地下深くに建設したトンネルに川からの洪水を取り込み貯留し、その後に貯留した水を川へ排水するポンプ設備や換気設備等が設置されています。当社は、地下調節池事業の計画・設計に土木・建築・機械・電気の技術者を活用し、事業をワンストップで進め、近年の異常気象に伴う台風や集中豪雨の水害から都市を守ることに貢献しています。
他分野との連携でDOCOMOMO建築・意匠の保存継承
築50年を経過した津山市文化センターの耐震改修・大規模改修事業において、当社は事業手法検討から基本設計、工事監理を担当しました。当文化ホールのもつ意匠を最大限継承しつつ耐震性を確保するための耐震補強計画を主とし、老朽化した付帯施設、設備の更新の計画を行いました。本事業では、大ホールの舞台吊物機構、舞台照明、舞台音響設備の更新、残響時間の改善など、音響計画を踏まえた基本設計・工事監理も当社で行いました。
質の高いエネルギーインフラの海外展開
ミャンマー国南部に位置するタニンダーリ州は現在ナショナルグリッドの接続が無く、地域ごとに小型のディーゼル発電所やガス発電所、また各家庭での太陽光パネル設置により電力を賄っている状況です。本案件は当社を幹事法人とし、低炭素社会の実現や安定的かつ高品質な電力供給を実現するトリプルハイブリッド発電システム(太陽光発電、蓄電池、エンジンを組み合わせた自立給電システム)を分散型電源として導入する事業可能性検討調査を実施しました。
社員インタビュー
専攻タイプ/資格
機械・電気分野で活躍している方々が学ばれてきたことや分野と親和性の高い資格を紹介しています。
専攻タイプ
機械工学/電気電子工学/情報学/建築学
社会・安全システム科学/物理学/応用物理学・工学基礎/材料工学/プロセス工学/総合工学/健康・スポーツ科学/プラズマ科学/数学
技術士または関連する資格
技術士:機械部門/電気電子部門/衛生工学部門/情報工学部門/資源工学部門/建設部門/上下水道部門
関連する資格:プロジェクトマネジメントプロフェッショナル/電気主任技術者/建築設備士/陸上特殊無線技士/施工管理技士/エネルギー管理士/省エネ・脱炭素エキスパート/脱炭素アドバイザー