未来を 描ける人に!
都市・地域開発分野
交通政策部
河村 成人
工学研究科 建設工学専攻 修了
1990年入社
都市・地域開発分野のミッション
「移動したくなる街へ」
モビリティ社会を多角的に提案
- 都市や地域は人の暮らしの原点。少子高齢化や地球温暖化など、地域や社会が抱える課題に真正面から向き合い、地域の魅力を引き出すまちづくり、都市空間やモビリティを創造します。
- 例えば、交通政策部では、歩行者や自転車、車、公共交通、航空などあらゆる交通を対象に、調査・分析、将来予測、政策立案、経済・事業評価、社会実験支援等のコンサルティング&マネジメントサービスを提供しています。
2006年に開業した富山ライトレールプロジェクトの計画立案、自動車メーカーが開発したパーソナルモビリティの事業性の評価、最近話題の自動運転の政策検討や実証実験支援などにも取り組んでいます。
心に残る仕事
難題に向かい解決した先にやりがいがある
- 今から20年前、当時、約30年ぶりに大幅改定された国の自転車利用環境整備ガイドラインの策定に携わり、「自転車走行空間を整備する手法」を提案しました。
自動車の利便性を低下させてでも、というスタンスを、発注者をはじめ、道路管理者、警察などの関係者にご理解をいただくのに苦心しました。
一方に配慮すると他方が犠牲になるトレードオフの関係を技術的に解決し、政策とするため、数十回を超える会議や打ち合わせを実施。関係者を説得できたとき、コンサルタントの仕事の楽しさを実感しました。 - その後、国や自治体などの自転車ネットワークや駐輪場の計画、レンタサイクルやコミュニティサイクル検討、サイクリングイベント運営など、自転車関連の事案を多く手がけるようになりました。
大学等と一緒に開発した、VR(=仮想現実)を使った自転車ドライブシミュレータは、幅広い世代を対象にした自治体のイベントや交通安全教室で使われています。
パシフィックコンサルタンツでの歩み方
20年後、30年後
仕事だけでなく自分の未来も描く
- 私が部長を務める交通政策部では、心と体に「ゆとりをもとう」が合言葉。仕事も自転車と同じで、全速力で走ってばかりでは、息切れもするし、長続きしません。
- お客様である各自治体は、パシフィックコンサルタンツを信頼して、大切な公共事業を発注します。私たちは目前の視点だけでなく、10年単位の広い視野と確かな技術で、真摯に応えていく必要があります。
- 自分自身の将来についても、20年、30年先の未来をきちんと描き、納得しながら人生を歩んでいけることが、コンサルタントに必要な力だと思います。
この記事は2018年に作成されました(部署名・役職等は当時のものになります)。