愛される建築を 生み出す
建築分野
建築部
池邊 俊佑
工学研究科 建築学専攻 修了
2015年入社
建築分野のミッション
他分野との連携による多様化の加速
- 当社の建築分野は、都市や地域の様々な課題に対して、建築という視点から多角的なアプローチを行っています。
長く人々に親しまれる建築となるためには、維持管理計画の作成、長寿命化対策、耐震改修の検討、複数の建物を対象としたアセットマネジメントなど、完成後にも検討しなければならないことが多数あります。 - 建築事務所との違いは、計画や基本構想など、プロジェクトの上流からかかわれることと、もう一つは、大規模なプロジェクトにかかわれることです。
社内の他分野との連携により建築分野のフィールドは年々多様化しています。交通拠点施設、駅前空間、港エリアの計画など、公共施設から、世界的スポーツイベントの競技施設まで、新たな文化や価値を創出しています。
手がけた仕事
世界的なスポーツイベントに関わる
- 入社以来、世界的スポーツイベントの仮設会場の基本計画と設計業務、資料制作などを担当しました。当初はステークホルダーの意見を想定することができていなかったので、難しい部分もありましたが、徐々に関係を把握し、相手に納得してもらえる提案ができるようになりました。
提案をする、資料を作成する上で、心がけていることは、発注者のもう一歩先を読んで行動することです。
自分が作成した資料が、住民や関係者への説明に使用されるので、発注者が説明しやすいように図面を使ったり、どの部分を注視すべきか、すぐにわかるように工夫します。
発注者との信頼関係を築くために、こまめに連絡をとり、対話を大切にしています。その積み重ねによって、時にはお互いに冗談を言い合えるような、いい関係を築くことができています。
これから取り組みたい仕事
日常に潜む未来へのヒント
- 当社では、志を持つことでステップアップが可能です。上司が「やりたいことをもっと言ってみろ」と私たちに声をかけてくれるので、相談しながらキャリアデザインを描くことができます。
- 私がいつか取り組みたいのは、土木チームと手を組んで、都心の水際エリアを、もっと魅力的な、安らぎの空間にするプロジェクトです。東京を「水の都」として、運河や河川を交通の拠点とし、水運交通を提案するのもいいですね。
- 日常生活や休日には、人が集まる施設や空間を見つけると、じっくり観察して「なぜ人が集まるのか」「場所がよいのか、プログラムがよいのか」などを研究・分析したりしています。
この記事は2018年に作成されました(部署名・役職等は当時のものになります)。