交通の技術と DXの融合を模索
デジタルサービス事業分野
DX事業推進部
今川 高嶺
工学系研究科 都市工学専攻 修了
2016年入社
デジタルサービス事業分野のミッションとやりがい
インフラ技術をデジタルと融合し新しい価値創造
- 社会インフラ分野において、複雑に変化する経済・生活・働き方等に対応するためDXの推進が求められています。
- 私たちのミッションは、約70年かけて培った当社のインフラ技術の力を未来の希望とするために、デジタルとインフラコンサルティングを融合させ、複雑な社会課題を解決し、新しい価値を提供することです。
- 入社して3年も経つと自分しか知らないこと・できないことが増えていきます。お客様から新しいモビリティの導入にあたり「何をどうしたら良いかさっぱり分からない」と相談され、それに対して自分の知識をフル活用して丁寧にコンサルティングをした後に、実際に計画が実施されているのを見ると、とてもやりがいを感じます。
入社1年目のとき
正解のわからない
自動運転導入の解決策を探す
- 入社後、交通に関する様々な政策課題や都市・地域課題の解決に取り組んでいます。中でも、自動運転等の新たなモビリティの社会実装に向けた制度設計や影響評価、将来予測、社会実験、ビジネスモデル構築等を主に担当してきました。
- 自動運転は、中山間地域等での高齢者の足の確保や、物流のドライバー不足等、日本の様々な課題を解決する可能性がある一方で、従来の都市の在り方を大きく変えます。
- 自動運転の導入に向けては、様々な法制度や技術的課題の解決が必要です。まだ誰も正解が分からない中で、一つひとつの課題に対して積極的に社内外の方と意見交換をしながら解決策を探していきました。
これまでに経験したこと
ワーク・ライフ・バランスを意識し
効率的な働き方を
- 入社4年目に長女が誕生。ワーク・ライフ・バランスを意識するようになり、チームをマネジメントしながら、効率的な業務の進め方・働き方ができるようになりました。
- 同時に、交通政策を主軸として、規模の大きい業務や、海外の業務、社内の様々な分野と連携した業務、今までお付き合いが少なかった民間企業の業務等、常に新しい仕事にも積極的に手を挙げ、提案をするようになりました。
- 海外業務では、米国での自動車ビッグデータを用いた交通管理システム展開の可能性を検討する業務に携わりました。
- 2020年10月、新設されたDX事業推進部に異動し、交通の技術とデジタルトランスフォーメーションを使った新しいビジネスや各種課題のブレイクスルーを図っています。
- 現在は、車両のプローブデータ*を活用し海外で道路交通管理を行う事業や、位置情報データを活用し地域を活性化させるような新しい仕組み・ビジネスを模索しています。
*プローブデータ:走行する車に整備されている様々なセンサーから得られるデータ。例えばカーナビからは、時刻と位置のような走行履歴に関わるデータや、加速度のような挙動履歴に関わるデータなどがある。
この記事は2021年に作成されました(部署名・役職等は当時のものになります)。