データと想像力を 防災に活かす
デジタルサービス事業分野
情報システム部
堀口 智也
農学研究院 自然環境保全学専攻 修了
2014年入社
デジタルサービス事業分野のミッション
ICTを活用し安全・安心なまちをつくる
- 様々な社会課題に情報の側面からアプローチし、ICT（データベー ス、GIS、GPS、リモートセンシング、AI、ビッグ データ、IoT、SNS等）を活用して現状把握や将来予測を行い、安全・安心で住みやすい地域づくりに貢献することです。
- 取り扱うデータは、地盤（地形・地質）、災害 危険個所（土砂災害、洪水、火山噴火、地震 等）や地域資源（森林、エネルギー、水源等）、生物の分布等といった自然環境に関するデータ、道路、河川、橋梁等に関するデータ、人や車に関するデータ（流動、言動）等多岐にわたります。
- 私は現在、官公庁の防災担当者が使用する防災情報システムの企画・設計をしています。災害に関する情報を一元管理し、共有することで迅速な災害対応ができるのです。
例えば、道路上のセンサー情報や危機管理型の水位計等の最新IoTを活用し、災害現場の状況把握や対応に役立つ情報を提供します。
当社の良さとやりがい
自ら検討したシステムが
災害時に役立つ
- 災害時に使用するシステムを扱っているため、いざ起きた時を想定しユーザが抱えている潜在的な要望を聞いて汲み取る必要があり、想像力が求められます。業務を進めていく上で難しく感じることも多いですが、自ら検討したシステムが災害時に活用され、業務支援に役立ったときは、非常にやりがいを感じます。
- 顧客に困り事が発生した際に、「堀口さんだったらどう思う？」というように、若手の自分に頼ってもらえることもやりがいのひとつです。
- また、部活動が活発なことも当社の良さです。私が現在部長を務めるサッカー部には、40名程が加入しており、部署の垣根を越えて楽しみます。実は仕事にもメリットがあり、例えば、業務で困って他部署の力を借りたいとき、まず探すのはサッカー部関係者。サッカー部関係者を見つければ、その困り事は解決したのも同然です。
学生さんへのメッセージ
自分の想いを仕事に生かせる
数少ない職業
- 大学時代、森林や林業の研究をしていたため、それらの分野があることが第一条件でした。大学時代の恩師にいただいた「得意分野がひとつだけでは勝てない、得意分野をふたつ持っている奴は強い」という言葉に影響され、幅広い事業を展開している企業を自然と選択していたと思います。最後は、先輩社員の雰囲気が自分の肌に合うか、感覚で選びました。
- 建設コンサルタントは、世の中で数少ない『やりたいことを仕事にできる職業』。当社を希望する学生さんには、『社会に出て自分は何を実現したいのだろう？』と考えてほしいです。明確なイメージがなくても構いません。社会に出て仕事をしていく中で、ふと思い返すことができる原点を作っておくことが大切だと思います。パシフィックコンサルタンツは、自分の実現したい想いを仕事に生かすことができる会社です。
この記事は2020年に作成されました（部署名・役職等は当時のものになります）。
