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海外展開の 一翼を担う

海外業務

グローバルカンパニー

神波 泰夫

理工学部 建築学科 卒業
防災政策プログラム(修士課程)修了
1996年入社

海外業務のミッションとやりがい

発展途上国や新興国の発展に技術で貢献

  • 新興国や発展途上国では、人口爆発に伴い発生する資源、食料、エネルギーの不足などグローバルイシューも顕著です。
  • 私たちのミッションは、インフラ設備が急務な新興国や開発途上国に、これまで培った日本の技術や経験を支援・提供し、国の発展に貢献することです。
  • 最近では、タイのバンスースマートシティ構想(JICA業務)で新しいスマートシティに関わる提案をし、それが相手国政府機関の方々に「おもしろい」「いいね」と受け入れられ、構想実現に向けた動きが出てきていることに、やりがいを感じています。
入社10年目まで

守備範囲の広い業務で経験を積む

  • 入社後は、主に港湾計画や物流関連調査の業務を担当し、様々な経験を積みました。港湾の守備範囲は非常に幅広く、岸壁や防波堤といったいわゆる港湾施設の計画や設計の他に、周辺の土地利用計画、施設の詳細計画(給排水、電気、ときには公園の計画・設計も)を経験しました。
  • 港湾エリアの総合的な長期開発構想や、貨物需要を予測するシミュレーション業務にも携わり、非常に幅広い業務経験を積むことができました。
  • 港湾の業務は魚のおいしい場所であることが多く、沖縄、富山、青森、九州、名古屋等、全国のおいしい魚料理に出会えたことは非常に良い思い出です。
これまでに経験したこと

世界を舞台に
知識と経験を結集させる

  • 国土基盤分野で海外の業務を7割、国内の業務を3割といった形で従事していましたが、2012年に海外業務を主とする組織に異動となりました。
  • このころから、経済産業省の海外調査業務の総括を担当。現在も関わっているミャンマーのダウェーSEZ*開発プロジェクトは、ODAのみならず民間企業や海外ドナー等海外のインフラ開発に関わる方々と交流を持つようになった大きなきっかけでした。

    *SEZ:Special Economic Zone(経済特区)の略。

  • タイが中心となり、日本、ミャンマーの3か国で進めているダウェーSEZ開発プロジェクトで、2015年9月から3年間、JICA専門家として、家族帯同でタイに駐在しました。
  • 総面積2万haという広大かつ壮大なSEZ開発プロジェクトでは、港湾開発、産業開発、インフラ開発等、数多くの技術的な知識を結集し、また、技術面のみならず広範なステークホルダーとの意見調整等、海外のインフラプロジェクトの多様な側面を勉強させてもらいました。

この記事は2021年に作成されました(部署名・役職等は当時のものになります)。