会社を代表し、 海外に挑む!
海外業務
交通・開発プロジェクト部
武藤 信太郎
工学研究科 社会基盤工学専攻 修了
2006年入社
海外業務のミッション
日本の技術を海外に提供する
- インフラ整備が急務な新興国や開発途上国に、日本の技術や経験を支援・提供し、国の発展に貢献することです。
ODA(政府開発援助)だけでなく、インフラ輸出を担う日本企業や、日本のインフラ技術を求める相手国のニーズに応えるエンジニアリング・サービスを展開しています。 - JICAの例では、インドネシアのジャカルタMRT(都市高速鉄道)の施工管理業務を受注。約10kmの高架構造物および約6kmの地下構造物の工事という大規模プロジェクトであり、当社が施工管理や技術指導を行っています。
- 官公庁の例では、ミャンマー政府がミャンマー南部の都市ダウェーに工業団地をつくる計画に対し、日本政府としてどのような立ち位置で貢献していくか、報告書にとりまとめました。
手がけた仕事
答えが一つではない仕事に挑む
- 入社当初は国内橋梁設計を手がけ、那覇空港の進入灯橋梁、大阪府咲洲庁舎(旧WTC)前の歩道橋、東海環状自動車道の高架橋などを担当しました。
空港、港湾、河川、山岳、都市内など、発注者の要望や現地の条件によって、関連するほかの技術も学びながら進める必要があります。当社には各分野のプロフェッショナルがいるので、彼らの技術力を借りながら進めました。
この経験から、橋梁設計技術者として求められる設計思想や技術力、幅広い知識を培うことができました。国際部門へ異動し海外業務を担当するようになりましたが、国内での業務経験が活きていると実感しています。 - 海外業務の実績には、ミャンマーの地域開発計画調査や空港連絡鉄道調査、タイの観光開発計画調査等があります。これまでの経験や技術力を活かして、現地のニーズに応えていく、とてもやりがいのある仕事です。
パシフィックコンサルタンツの強み
現場では一人ひとりがスペシャリスト
- 当社には各専門分野の技術者がそろっていること、そして、技術者それぞれが独り立ちできるほどの技術力と経験をもっていることが、大きな強みです。結果として、海外業務の規模が年々大きくなっています。
- 海外業務の場合、一つのプロジェクトに対し、社内外の技術者が集まり専門技術ごとに役割が割当てられ、一人でひとつの専門を担う場合もあります。
会社の代表として扱われるため、何らかのスペシャリストであることが求められます。私も、国内の橋梁設計で培った設計力を武器に、海外での信頼を勝ち取り、活躍の場を増やしていきたいと思っています。
この記事は2018年に作成されました(部署名・役職等は当時のものになります)。