SCROLL

「未来をプロデュースする」多様なプロフェッショナルの挑戦

社会貢献や自己実現が可能

建設コンサルタントのリーディングカンパニーとして70年以上、道路や鉄道、河川などのさまざまな社会資本に対するサービスを提供してきたパシフィックコンサルタンツ。インフラ整備を通じて世界の人々が平和に安心して暮らせる社会を実現すること、地球環境を守り、豊かな地球を次の世代に引き継いでいくことを目指し、同業や異業種からのキャリア採用を募集しています。本企画では、パシフィックコンサルタンツにキャリア採用で入社した4人に会社の魅力や強みを語り合ってもらいました。

峯谷 本日はよろしくお願いします。私自身も中途入社社員です。1998年にゼネコンから転職しました。皆さんがなぜパシフィックコンサルタンツへの転職を決めたのか教えて下さい。

甲田 前職では、飛行機の離着陸経路の設計をしていました。仕事を続けている中で、より幅広く航空に携わる仕事をしてみたいと考えるようになり、当社への入社を決めました。

古川 2020年に入社し、地盤技術分野で、水に関連する業務に携わっています。前職も建設コンサルタントで同様の業務に関わっていました。50歳手前で、新たな挑戦をしてみようと転職を決意しました。当社を選んだのは、出身大学の研究室の先輩が当社で働いていて、相談したのがきっかけです。

discussion01_img01.jpg
左から 峯谷、甲田、古川

烏頭尾 前職の中堅建設コンサルタントでは、主に道路計画を担当していました。業界をリードする当社であれば同じ交通分野でも、多岐にわたる仕事ができると思って入社しました。転職して、思い描いていたとおりさまざまな仕事に携わることができて有意義な日々を過ごしています。

小川 私も前職は建設コンサルタントで地域政策や都市計画、公共施設整備のプランニング、土地区画整理事業の事業マネジメントなどを行っていました。これまでの経験を生かしつつPPPの専門性を身につけたいと思い、当社に転職しました。

discussion01_img02.jpg
左から 烏頭尾、小川

幅広いフィールドで社会貢献と自己成長の両立を実現

峯谷 甲田さんを除く4人中3人は建設コンサルタント業界内からの転職ですね。皆さん、入社していかがですか。

小川 良かった点は社会貢献と自己成長の両方が実現できる環境があるところです。これまで以上に自治体等のリーディングプロジェクトに関わる機会が多く、入社して5年間でそういったプロジェクトに数多く携わっています。行政経営や都市・地域の課題解決に貢献できている実感があり、専門性の深まりも感じています。

甲田 コンサルタント業は残業が多いイメージもありましたが、実際は、ワークライフバランスも確保できる環境です。しっかり有給休暇も取得できますし、定時退社も珍しくありません。

烏頭尾 自己成長の機会をもらえる会社だと感じています。管理職に対しても教育が手厚い印象です。私自身も研修を受けて、とても勉強になりました。

古川 同じ分野の技術でも、前職では経験したことの無い事業に関わることができるので、毎日発見があって楽しく仕事できています。入社後のギャップは、もっと厳格な会社と思っていましたが、適度に自由度があって、若手から部長までの距離感が近いところです。一緒に仕事をしている雰囲気があってとても好感を持ちました。

峯谷 私も当社に入って、若い社員が活躍しているのを見て奮起したのを思い出しました。

烏頭尾 私は当初は東北支社配属だったのですが、東京に転勤してからは室員の中では年齢的に最年長となったこともあり、後輩に負けていられないという気持ちがあります。東京では、未経験の仕事にも携わるようになり、ほどよい緊張感を持って働けています。

挑戦する姿勢とチャレンジする機会にあふれる環境

峯谷 当社は転職者も多く、他者を受け入れる風土が醸成されています。先ほど、自由や自己成長というキーワードが出てきましたが、他に当社の魅力はありますか。

古川 チャレンジする機会がそこら中に転がっている点が魅力です。当社では、やりたい仕事があれば、実現につなげられる人脈があります。あとは、老若男女さまざまな人と一緒にチームで仕事をすることで学びを得られる点です。私より歳下の管理職も多いので、彼らのサポート役になれればと思っています。

峯谷 当社には挑戦する意欲のある社員が多いですよね。自律型の人材が増えていくことで、組織としてより一層強くなると考えています。当社の強みは何だと考えますか。

小川 公共事業のみならず民間企業に対してもインフラビジネスを展開している点は強みだと思います。

峯谷 技術者の層が厚く、仕事の幅も広いのは強みですね。

小川 困った時、社内を探せばどこかに必ずその分野に詳しい技術者がいて、相談できるのは心強いです。

甲田 空港は、大きいプロジェクトであるほど、例えば空港へアクセスする鉄道や道路など空港施設以外のことも考えなければなりません。多分野の技術者がいるおかげで、分野をまたぐ大プロジェクトに携われるのだと思います。

烏頭尾 私もそう感じています。だからこそ、プロジェクト統括部で活躍しているようなプロジェクトマネージャーの役割はとても重要です。プロジェクトを束ねる方々は幅広い分野の知識がある程度必要ですから。そういった方々が会社を支えているのだと思います。

柔軟な組織づくり・仕組みづくり

峯谷 私もいくつか大規模プロジェクトに携わった経験があります。「この分野だったら、この人に聞けば大丈夫」という人材が集まってプロジェクトチームが形成されていました。それを可能とする柔軟な組織づくりに当社らしさが詰まっているように感じます。プロジェクト統括部の設立など組織改革をしながら、全社員がより力を発揮できる仕組みを作っているところです。

小川 入社後の数年間でも、何度か組織再編が実施されています。試行錯誤しながらも適時適切により良い組織づくりを目指す会社の姿勢がうかがえます。

峯谷 新卒採用の面接で、当社を志望する理由を聞くと「総合力と自由な社風」と挙げる方が多いです。柔軟性のある組織づくりはこれからも大切にしていかなければならないと感じます。当社は、男女問わず子育てをしながら働いている方も多いですが、皆さん、円滑に働けていますか。

甲田 入社後、産休、育休を取りました。同時期に管理職試験にも合格しました。おっしゃるとおり男女問わず、子育てと仕事の両立が浸透している会社だと感じます。

烏頭尾 家族は東北地方にいて、単身赴任で東京に来て3年になります。子どもが小さいので、なるべくそばにいたいと思い、在宅勤務を活用して、家族のいる東北3分の1、東京3分の2の割合で生活しています。どこでも仕事ができる環境が整備されているので働きやすいです。私の部署には他にも、子育て中の社員がいますが、多様な働き方が導入されているのは子育て世代にとって一番助かります。

小川 大阪本社に入社後、東京に異動しましたが、現在は大阪と東京と両方の業務を担当し、行ったり来たりの生活をしています。家族は関西にいることもあり、家庭の都合に応じた働き方の柔軟性も当社の魅力です。

古川 任せられた仕事をしっかり遂行すれば良い、という共通認識があるため、自分で仕事を組み立てられるようになれば、自分の働き方をある程度自分で選択できる、働き方の自由度が高いのはありがたいです。

峯谷 特別な事情がなくとも皆さん在宅勤務などを活用されていて、顔を合わせる機会が減ったことで感じることはありますか。

烏頭尾 技術継承の面で課題が生まれるとは思います。幅広い技術者を有する会社だからこそ、そこにも目を向けなければならないでしょう。

峯谷 技術継承については、前期からマイスター制度(高い専門技術を持った人材を選定し、その人が後輩を一対一で支援・育成する制度)を設けて取り組みを進めています。私もマイスターの1人です。他には、リアルでの勉強会やコミュニケーションを増やすなど、組織ごとの工夫もあります。最後に、皆さんが今後、当社でチャレンジしたいこと、野望を教えて下さい。

小川 公的不動産の利活用における構想から事業化まで一気通貫した支援を軸に、カーボンニュートラルなどの周辺領域を巻き込みながら顧客ニーズに応えていきたいと思っています。

甲田 空港の計画は、すぐに形になりにくいので、自分が手がけたプロジェクトが実現するところを見てみたいです。

古川 私が持っている技術を若い技術者が欲するなら、惜しみなく与えていきたいです。また、若い技術者に興味を持ってもらえるよう、民間企業やグローバルなフィールドで地盤技術を生かせる新たなマーケットを作り、業界全体を盛り上げていきたいと考えています。

烏頭尾 地元東北を元気にできるような仕事をして恩返しをしていきたいと思います。

峯谷 今日はありがとうございました。

峯谷 明

MINETANI Akira

執行役員
交通基盤事業本部長

1998年入社。トンネル部長、インフラエンジニアリング部長、構造技術部長、中国支社長を経て、2022年から現職。趣味は、自分が携わった構造物や土木遺産を見て回ること。

甲田 直美

KODA Naomi

交通基盤事業本部
航空部 航空計画室
技術課長

2018年入社。前職では飛行機の離着陸経路の設計に従事。現在は、空港の拡張計画の検討などに携わっている。趣味はウィンドウショッピング。

古川 正修

FURUKAWA Masanao

国土基盤事業本部
地盤技術部 地盤環境マネジメント室
チーフコンサルタント

2020年入社。前職は建設コンサルタントで地下水資源・環境のマネジメントや土木工事での地下水問題に係る調査・解析を担当。現在も同様の業務に従事している。趣味は散歩。

烏頭尾 昌宏

UTO Masahiro

社会イノベーシーン事業本部
交通政策部 交通計画推進室
技術課長

2018年入社。前職は中堅建設コンサルタントで主に地方部を中心とした道路計画、地域交通政策などを担当。現在は、首都圏を中心に国土交通省や首都高速道路、都道府県などを相手に道路交通および都市交通政策分野に従事。趣味は家族とドライブ、知らない街巡り。

小川 徹

OGAWA Toru

社会イノベーション事業本部
総合プロジェクト部 ソーシャルグッド創成室
技術課長補佐

2018年入社。前職は建設コンサルタントで地域政策や都市計画、土地区画整理事業の事業マネジメントなどを担当。現在は、公共施設再編や公的不動産の利活用など、PPP/PFI分野に従事。趣味は家族で公園ピクニック。

RELATED POSTS

従業員のWell-beingこそ経営の最重要課題

パシフィックコンサルタンツでは、従業員のWell-being(身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること)こそ経営の土台であるという視点から、さまざまな施策が推進されています。すでに実施に移されたものや、準備段階のものなど、取り組みは多岐にわたります。 社内の各部門横断型で設置された健康経営プロジェクトチームで施策の企画・実施を担う労務室長の小山大介と保健師の森迫和歌に、これまでの取り組みと今後の施策について話を聞きました。

誰もが安心して暮らせる持続可能な社会に向かって

パシフィックコンサルタンツは、道路や鉄道、河川、港湾などのさまざまな社会インフラの整備において、その計画や設計、維持管理などに関する技術的なサービスを提供する建設コンサルタント会社です。前身となる米国法人のスタートは1951年。以来、70年以上にわたって、高い技術力とあらゆる分野をカバーする総合力を駆使し、市民が平和に安心して暮らせる社会を実現するために、国内外のさまざまなインフラ整備を支えてきました。代表取締役社長の大本修に、パシフィックコンサルタンツグループの目指す企業像について話を聞きました。

Pacific Consultants Magazine

パシフィックコンサルタンツのプロジェクト等に関する最新情報をお届けするメールマガジンです。当社のインサイト、プロジェクト情報、インタビューや対談、最新トピックスなどの話題をタイムリーにお届けするため、定期的に配信しています。

ご入力情報はメールマガジン配信をはじめ、当社が提供する各種情報提供のご連絡などの利用目的のみに使用し、第三者に断りなく開示することはありません。
詳しくは当社個人情報保護方針をご覧ください。