北陸新幹線敦賀延伸プロジェクト Vol.2~深山トンネル~
終点敦賀駅手前にある深山トンネルは、長さは800m足らず。新北陸トンネル(約19.8km)や加賀トンネル(約5.5㎞)に比べればはるかに短い。しかし、このトンネルが北陸新幹線延伸工事のうえで、環境への配慮が特に必要なトンネルの1つとなった。深山はラムサール条約登録地である中池見湿地の水の供給源の1つであり、地下水への影響を最小限に抑えることが求められたからだ。
北陸新幹線敦賀延伸プロジェクト Vol.1~大蔵余座橋梁~
時速260kmで疾走する新幹線の橋脚に求められる精度は極めて高い。許されるたわみはわずか数ミリだ。土木を志した技術者が「いつか新幹線を手がけたい」と思うのはそのためだ。しかもこの大蔵余座橋梁は、軟弱地盤の上に最高脚高約30mで建てることが求められた。新幹線建設の長い歴史の中でも希に見る困難なプロジェクトだった。
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